四年に一度の祭典、北京オリンピックが間近です。
オリンピック を語ろうとすると、二晩あっても足りないくらい
思い出はたくさんあります。

その中でも一際印象に残るシーン。
ソウルオリンピック男子柔道の
95kg超級決勝戦。
それまで銅メダル3個のみという
かつてない屈辱を味わった
日本柔道界。
あからさまなブーイングの中で
最期の砦として登場した
斉藤仁七段 準決勝で地元韓国選手に
罵声を浴びせられながら勝ち進み
決勝の畳へ進む時、彼の視線は対戦相手ではなく、
放送ブースを瞬きもせず見つめていた。
視線の先にいたのは、生涯勝てなかった男
山下泰裕 だった。
山下を見つめながら、うなずき合い、金メダルを獲得する。
泣きながら国家を歌ったのは、この時が初めてだった。
いつの間にか起立して、誰はばかることなく 大声で国家を歌った。
日本柔道の誇りをかろうじて保った
斉藤仁七段 は、
“ 日本へ帰れますっ! ” と、涙まみれでインタビューに答えたのでした。
後で知ったことですが、 日本人初のオリンピック連覇を成し遂げたのは
この時の
斉藤仁七段 だったのです。
現在は、オリンピック代表の監督となり、後身の育成に勤めていますが、
私的には、もっとヒーロー的扱いをしてあげて欲しい人物の一人であります。
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